午前中で売り切れちゃう清寿軒のどら焼き
先日、日本舞踊のお稽古に行ったらなんだか素敵な紙袋がででんと置かれていました。どなたかの差し入れかしら～とちょっとウキウキ。覗いてみたらおやおや？茶色くて丸くて美味しそうな物体が。
物欲しそうな私の表情を感じ取った先生から「一人一個ずつ持って帰ってね」とありがたいお言葉をいただきました。どうやら他の生徒さんからの差し入れだそうで。
聞いてみると『清寿軒』のどらやきは午前中で売れ切れてしまうというとのこと。（予約は可能です）差し入れしてくださった方に感謝です。
清寿軒は1861年（文久元年）に人形町で創業した老舗だそうで。商品はどら焼き、栗まんじゅう、羊羹、最中と渋すぎるラインナップ。潔くてかっこいい。
日本橋和菓子屋 清寿軒（せいじゅけん）公式サイト | 創業江戸文久元年 和菓子屋の手作りどら焼きと栗まんじゅう
頂いたどら焼きは『小判どら焼き』ですね。パンパンに膨らんだフォーチュンクッキーみたいな形です。手の平に乗せてみると、こんもりとしてかわいらしい姿です。ちょうどゴールデンハムスターぐらいの重さだと思います（笑）
賞味期限は製造日から3日間でした。そんなわけで楽しみは翌日のおやつタイムにとっておきました。
こんもりどら焼きをいただきます
そして待ちに待ったおやつタイム。職場でいただきました。
隣の席の後輩は私がどら焼きを出して写真を撮り始めたところで、「くそう！！！」と言いながらどこかへ行ってしまいました。彼はダイエット中なもので見てられなかったようです。
前に『桐葉菓』を食べた時も目を塞いでました。かわいそうに。見せびらかしながら食べましたけど。
というわけで、こんもりした小判どら焼きのお姿がこちらです。
ほらほら、こんもり。
あんこがぎっしりずっしりです。
では、いただきまーす！！！
生地はしっとり系です。もちもちではなく、ふんわりしっとりした生地です。『小判どら焼き』は生地が薄めに作られているようです。あんこが多いためなのかもしれません。
お店のサイトを見てみると、『大判どら焼き』は生地がもうちょっと厚いようですね。
日本橋和菓子屋 清寿軒（せいじゅけん）公式サイト | 商品のご案内
そしてあんこの方は、甘さ控えめとは言えませんが、決してくどくはありません。小豆の香りが十分に感じられます。
しっかりとしたあんこの甘さと、しっとりした軽めの生地が大変良く調和しています。ペロッといただきました。これは美味しい！
突然ですが、東京どら焼き勝手にランキングの発表です
実は、どら焼きが好きです。といっても猫様よりは好きじゃないですが。そして今まで有名店3軒のどら焼きしか食べていないのに、都内で買えるどら焼きランキングを勝手に発表しちゃいたいと思います。
☆第3位：浅草 亀十
いつも行列していますね。以前買いに行った時は土曜の夜7時頃でしたが、行列は20人ほど。外国人観光客の方々が爆買いしていました。
生地はふんわり系。生地に焼き目がついています。あんこは黒と白の二種類がありますが、どちらも甘みがしっかり。素朴な味わい、といった印象を受けました。
☆第2位：人形町 清寿軒
今回頂いたどら焼きです。亀十より生地はしっとり、あんこがぎっしり美味しい、ということで2位にランクインしました。
☆第1位：上野 うさぎや
栄えある第1位はこちらも有名店、うさぎやさんです。
うさぎやは上野と日本橋、阿佐ヶ谷の三店舗がありますが、全て別のレシピで作られているそうです。3人兄弟が別々でお店を開いているのだとか。私はまだ上野以外のうさぎやさんにはチャレンジしてないので、他のお店にも行ってみたい！
こちらの生地はもっちもちです。しっとりもっちり。初めて食べた時、このもっちり感に驚きました。またあんこも上品なお味でもっちりした生地にパーフェクトマッチ♡世の中にこんなに美味しいどら焼きがあるんだ！と数日間は興奮してました。
というわけで、みなさんも機会があったら名店のどら焼きを試してみてください。
