猫になりたい

将来の夢は猫になることです。


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猫アレルギーだけど猫様と暮らしてます

秋ですね。秋と言えば食欲の秋、読書の秋、そして花粉症の秋です。

 

20歳の時に発症した春の花粉症に続いて、秋の花粉症も数年前からひっそりと発症してしまいました。

 

年を取るにつれて、じわじわアレルギーが増えている気がします。気のせい?

 

元々はアレルギー体質ではなかったのにぃ。

 

猫アレルギーの下僕

さて、全ての猫の下僕こと、わたくし涅子は猫アレルギーです。

 

うちの猫様をおうちにお迎えした当初、猫アレルギーではありませんでした。

 

お迎えする前に猫カフェに行ったりして、アレルギー症状が出ないことは確認していました。

 

もしかして猫アレルギー?

猫様と暮らし始めて5年。2015年のことでした。

 

元々、春の花粉症だった私は花粉症の薬を毎年飲んでいました。花粉症の時期が終わり、薬を止めたのですが、どうも様子がおかしい。

 

鼻水が止まらないのです。いつもなら花粉症の季節が終わると鼻水が出るなんてなかったのに!

 

さらに、目をこすったりすると異様な痒みが起こり、目の周りが赤く腫れます。目の周りだけならまだしも、角膜がゼリー状になったこともありました。

 

その上、お風呂上りに化粧水などを顔から首に塗ると、痒みと赤みが起こります。

 

こんな症状が出た時は、アレルギー用の目薬をさしたり、ムヒアルファを塗ったりしてなんとかやり過ごしていました。

 

 

目薬や塗り薬で一時的になんとかなりますが、もしかして…と思い、病院で相談することに。

 

結局、医師に「検査しましょう」と言われてしまいました。

 

ばっちり犬猫アレルギーでした…!

 

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私が猫アレルギーになったからと言って、猫様を手放すなんてできません。

 

猫様と引き続き生活するために、色々と対策しております。

 

薬を飲む

幸い、症状も軽いので薬を飲むことにしました。医師に処方して貰っています。

 

軽めの薬、プランルカストを一年中飲んでいます。花粉症の時期にはピラノアを追加で貰っています。

 

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薬のおかげで鼻水は止まりました。

 

一年中薬を飲むのはどうかなと思いましたが、幸い副作用もなく、実に快適に暮らしております。

 

ただ、机の上に私が飲む用の水を置いてあるのですが、よく猫様が盗み飲んでいます。

 

それを知らずに私が飲むと、くしゃみが止まらなくなることがありますがご愛敬です。

 

 

手を洗う

猫アレルギーの原因は2種類あります。

 

唾液とフケです。

 

猫はグルーミングをするので、唾液は体中に付いていると思って間違いありません。

 

猫様に触れた後は必ず手を洗うようにしました。

 

徹底して洗うようにしたところ、目や肌の痒みや赤み、腫れなどは全く起こらなくなりました。やったぜ!

 

ただ手を洗うだけで防げるので、徹底するようにしています。

 

ちなみに水で洗わなくても、ウェットティッシュでも大丈夫でした。

 

リビングで座っていると、猫様が膝の上で寝ることがあるのです。そうすると撫でなくてはなりません。

 

逆に膝の上に猫さんが乗っていて、撫でない人間なんているんですか?

 

それに撫でた後におやつを食べたりしたいこともあります。

 

そんな時は膝の上の猫様を起こさずに、ウェットティッシュで拭くのが最善策です。

 

 

猫を吸わない

正直に告白します。

 

猫様を一日一回は吸っておりました。完全に中毒です。

 

みなさんは猫吸いの方法をご存知でしょうか?

 

まず、まったりしている猫様の背後から近づきます。

 

そして、後頭部から首の後ろに辺りに鼻を付け、思いっきり息を吸います。

 

これだけです。死ぬほどいい匂いがします。

 

私の猫アレルギー発症のきっかけになったのはおそらくこの猫吸いです。

 

アレルギーの原因になる、唾液とフケ、両方を同時にダイレクトに取り込んでおりました。

 

良い子や猫アレルギーの方は真似しないように。

 

この猫吸いを止めただけで、猫アレルギーの症状はずいぶん軽減しました。

 

まとめ

私の猫アレルギー対策はこの3つです。

・薬を飲む

・手を洗う

・猫を吸わない

 

以前、どこかで極度の猫アレルギーなのに猫カフェの店長をしている人がいると聞きました。

 

たくさんの猫を家で保護していて、寝ていたら呼吸ができなくなったとか。

 

気合い入っててかっこいいです。まじロック。そんな気合いの入った下僕になりたいです。

 

そんなわけで、猫アレルギーでも猫と暮らすことは不可能ではありません。

 

ただし、症状の程度によります。私は幸い症状が軽いのでなんとかなっていますが、呼吸が出来なくなるなんて方は、部屋を分けるなどちゃんと対策した方が良いです。

 

私もこれ以上、症状が悪化しないよう、気を付けて暮らしていこうと思います。

 

だって、猫様が天寿を全うするまでは絶対にお世話するって決めたんだもん。

 

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寝ぼけまなこの猫様。左頬に寝癖がついています。

 

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戦利品(猫グッズ)の前でつまらなそうな猫様。

 

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ちくわに困惑する猫様。

 

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鮭の切り身をガン無視する猫様。

 

こんなかわいい子を手放すことが出来る人なんているの?それもはや人じゃないですわ。虫ですわ。虫。カマドウマ。

 

ちなみに、うちの猫様もアレルギー持ちです。猫様も下僕も仲良くアレルギー仲間なのです。わーい!

 

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もし、ちくわと鮭の切り身が欲しい方はこちらからどうぞ!

 

 

うちの猫様が超絶賢い&優しい

いや、ほんと。うちの猫様は以前から賢いな~優しいな~と思っていました。最近、超絶賢いな~超絶優しいな~と思うことがあったので、聞いてください。ぜひ。

役員のお遊び

猫様は今年9歳です。人間で言うと、52歳ぐらいです。ということは、役員、部長クラスなわけです。実際に弊社の役員でもあります。登記はしていませんけど。


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(猫様近景。ネクタイが似合います。)

そんな成熟した男性に成長した猫様ですが、最近こんなことをするようになりました。

****

ある夜、猫様が暇そうに横になっていたので、昔好きだった猫じゃらしを取り出しました。

すると「おっ」という顔をして、素早く起きて座り直しました。いつでも手を出せる体制で、こちらの出方を窺っています。私が興味をそそる様に一心不乱に猫じゃらしを振ると、動きを目で追います。

しかしながら、目で追いはするものの、遊んではくれません。座ったまま動かずに目で追うだけです。

仕方なく、その猫じゃらしはカゴにしまいました。若い頃はなんでも飛びついて来ましたが、50歳を超えて酸いも甘いも嚙み分けられるようになると、ちょっとやそっとじゃ遊ばないのかもしれません。

とか思っていたら、今度は最近買ったばかりの小さなボールを取り出すと、おもむろに立ち上がりました。結局、遊ぶんかーい。

そのボールを投げると追いかけ、ドリブルをして冷蔵庫の下に入れてそれを一生懸命取ろうとしています。ボールが取れないと分かると、私の方を見て「にゃーん」と一鳴きします。私は「はいはい」と、冷蔵庫の下からボールを取り出します。

すると、猫様は期待でキラキラした目をしながらこちらを見ています。これは『投げて』ということだと判断。ベッドの上に放り投げます。

全力で走る猫様はベッドの上に飛び乗り、勢いでベッドの上を滑りしながら止まります。そのまま間髪入れずにボールをドリブルして床に落とし、興奮して何故か玄関まで一直線に走って行きます。お前、本当に50歳なのか。

私が床に落ちたままのボールを拾うと、またあの期待に満ちた目をしてこちらを見つめるのです。私はまたボールを投げて(以下繰り返し)。


そんなことを十分ほどしていると、途中で猫様は飽きます。飽きる時は突然です。

飽きると床に座り込み、感情の無い目でぼんやりし始めます。そして目を合わせてくれなくなります。さっきまで期待に満ちた、キラキラした目でこちらを見ていたのが嘘のようです。自由だな、おい。

こうなると、その日のお遊びはおしまいです。だいたい、寝る前に毎日遊んでいます。

****

翌日、仕事に出掛けて、夜に帰ってくると、カゴにしまってあったはずの猫じゃらしがベッドの上にありました。

その時は「なんだあ、やっぱこれ好きなんじゃん」と思ったのです。ですが、これは間違いでした。


その夜も同じ猫じゃらしで遊んでみましたが、全く食いついてくれません。じゃあ、と別の猫じゃらしを出してみましたが、こちらも同じです。目で追うだけで、遊んでくれません。

仕方なく、今度はただの紐で遊びました。うちの猫様は高級な猫のおもちゃより、ただの紐の方が好きという、庶民派です。

しばらく遊ぶと紐も飽きてしまったので、お遊びの時間は終了です。猫じゃらしはまたカゴにしまって、寝ることにしました。

****

また翌日、仕事から帰ってくると、昨日の夜に取り出した猫じゃらしがまた出してありました。今度は床に上に落ちています。

この時も「やっぱりこれ好きなのかな」と思ったのです。


そして、毎晩のお約束。寝る前に遊びます。また違う猫じゃらしを出してみました。やはり遊んでくれません。

遊んでくれないものは仕方がありません。この夜は追いかけっこをして遊びました。私が隠れると探しに来るので、近付いてきたところで飛び出して逆に追いかける、というお遊びです。

何してるんでしょうね。お互いいい歳なんですが。これも十分ほどで飽きてしまうので、一緒に仲良く寝ました。

****

さらにまた翌日、仕事から帰ってくると、昨晩出した猫じゃらしがベッドの上にあるじゃないですか。


ここでようやく気が付きました。

なぜ毎日、遊びたくもない猫じゃらしをカゴから出してくるのか。

なぜなら、

私が猫じゃらしを大好きだと思っているから

なのですよ!たぶんね!!!

猫様の目線から

猫様の目線から考えてみましょう。

私が猫様の前で興味をそそるように一心不乱に猫じゃらしを振っている姿はどう見えるでしょうか?

超楽しそうに見えません?

なんか知らないけど、毎晩笑顔で色々言いながら猫じゃらしを振りまくってるわけです。しかも色んなシチュエーションで。めっちゃ好きやんけ。


そんなわけで、猫様は私が仕事に出掛けた後、

猫様「あいつ、昨日はこれを楽しそうに振ってたな。帰る前に出しといたろ」

という風な具合で毎日出していたのですよ!たぶんだけどね!!!


なんて超絶賢い&超絶優しいんだ~!!!

そんな猫様の下僕の私が大好きな猫じゃらしはこちらです。下僕のみなさん、おひとついかがですか?

やっぱりシャカシャカ音はたまらないみたいです。最近は無反応ですけど。


長いひも状の物も好きなんですよね。最近は興味を示しませんが。


最近の下僕の一押しはエビ天です。猫様は無視しますが。

猫様の近況

最後に猫様の近況を少し。

今年1月に手術してから、徐々に良くなってきていました。
www.tsubakimoto-neko.com

それから病院へは2、3週間に一度通っていました。術後の経過観察とアレルギー症状が出ていたのです。

それが先日、獣医師さんから「8割方治った」「次は1ヵ月後で良いよ」と言われ、小躍りして帰宅した次第です。

そんなわけで、最近の猫様の写真を貼り付けておきます。ぺたぺた。


お尻にも貫禄が出て来ました。

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茄子の被り物も着こなす大人の余裕。

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餃子のクッションに身を委ねてみたり。

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と、こんな具合でゆるゆると暮らしております。

というわけで、締めの一言。

猫はいいぞ。

「モノ」に感情を持たせる遊び

子供の頃に観た、NHK教育テレビ(今はEテレか…)の番組を未だに思い出すことがあります。

「それいけノンタック」という番組、ご存知ですか?アラサーからアラフォーな方々ならお分かりになるかもしれません。

記憶だけでちょっと概要を書いてみます。

それいけノンタック

主人公はおでこに魔法のめがねを掛けた、のんびり屋さんのノンタック、という男の子です。

ノンタックは人形ですが、他は実写です。おばあちゃんか女の人か、確か女性と共演していた気がします。

街中などでは実写の中に人形のノンタックがいる、という子供ながらに違和感を感じながら観ていました。

それいけノンタック | 1980年代 | アーカイブス ブログ:NHK


ストーリーは毎回、何か困ったことが起きて、魔法のめがねを使って解決、めでたしめでたし…という抜群の安定感。

ということはノンタックは魔法のめがねがないと解決できない訳ですが、そこら辺は子供なので気が付いていませんでした。

で、その魔法のめがねを使うとすごいことが起こるのです。

「おでこのめがねで、デコデコデコリーン!」

とノンタックが大声を出すと、魔法のめがねが勝手におでこから目に「ひゅう~」と間の抜けた音を出しながら降りてきます。

するとふしぎふしぎ、目の前にあった「モノ」が人形になって喋り始めます。

私が覚えているのは、冷蔵庫と会話している場面でした。

上部の冷凍室に目が付いていて、冷凍室と冷蔵室の境目が口になっていたと思います。

どんなストーリーだったのかキチンと覚えていませんが、冷蔵庫の正しい使い方とかを、冷蔵庫ご本人からレクチャーして貰う、みたいな展開だったような。

「モノ」とのお喋りが終わると、ノンタックは割とドライにめがねを外していた気がします。

めがねを外すと、それまで人形劇は終わり、実写の「モノ」に戻ります。

子供ながらにそれに「切なさ」を感じていました。

めがねを掛けないとわからないだけで、本当は「モノ」だってお喋りするし、感情があるのだと思ったのです。

それなのに、ノンタックは用が済んだらドライにめがねを外します。

なんて薄情な野郎だ!

「モノ」に感情があるのなら

そんな「それいけノンタック」の影響なのか、ちょっと頭がおかしいのか、私はたまに「モノ」にも感情があると考えてしまうことがあります。


ぬいぐるみや人形ならご理解いただけるでしょうか。いきなりぬいぐるみや人形をゴミ箱に捨てるのは抵抗がありませんか?

私には目の付いたモノをいきなりゴミ箱に捨てるなんてできません。

ゴミ箱の中から悲しい目をしたぬいぐるみがこちらをじっと見つめて…なんて考えたら悲しすぎます。


「モノ」に感情があるのならきっと色々考えていると思うのです。

フライパンをガスコンロに置いて、火を付けて、油を入れて、温度が上がるまで待っている時、ついぼんやり考えてしまいます。

フライパン「盛り上がってまいりました」

とか言ってるかもしれません。


浄水器でコップに水を入れながら、ついぼんやり考えてしまいます。

浄水器「アルカリイオン水ブシャーーーー!!!」

とか言ってるかもしれません。

なんかしゃくなので、せっかくコップに貯めた水をつい、捨ててしまったりして。

浄水器「お、お、おいおい、マジかよ…サイコ野郎…」

とか言ってるかもしれません。

仕事で疲れてて、なんかつい浄水器に八つ当たりしたかったのです。実話です。


電車を待っている時もついぼんやり考えてしまいます。

山手線(内回り)「いつも混んでてすみません…」

私「すぐ降りるからええんやで」


東西線(上り)「いつも混んでてすみません…」

私「許さない」


JK時代に東西線で通学していて、ひどい目にあったので未だに許せません。

「モノ」が喋る時代

最近はお喋りする家電が増えているようですね。

SNSなどでも話題になっていましたが、シャープのヘルシオが「いつも使ってくれてありがとう!これからもよろしくね!」なんてことを言うそうで。

ちょっと欲しくなっちゃうじゃないですか…そんなこと言われるんだったら…。

残念ながら我が家の電子レンジはシャープだけどヘルシオじゃない、安いモデルなので残念無念…。


考えてみると、我が家には喋る家電がありません。

エアコン。洗濯機、冷蔵庫、炊飯器などなど、喋る家電は増えているのになぜなのか。

単に最新モデルに買い換えていない、というのもありますが。

家電、すなわち「モノ」が喋らなくても間に合っているからかもしれません。

だって私の中では喋っているのです。


と、キレイに着地したところで本音です。

喋るヘルシオ欲しいよう!!!!!!!!