猫のことを書こうと思って開設したブログなのに、すっかり忘れてた。
昨日は人生で初めて飼った猫の誕生日でした。
彼は不思議な白黒猫でした。
食い意地が張っていて、いつでもご機嫌で、マッチョな優しい子でした。
ところが、1歳とちょっとで突然亡くなってしまったのです。
当時、原因はわからなかったけど、今ならわかる気がします。
今、飼っている猫は、その亡くなった猫の実の弟なのです。
兄猫が亡くなった後、ブリーダーさんから行先のなかった弟猫を里親として譲り受けました。
ブリーダーさんから譲っていただいたので、全国に兄弟がいます。
その兄弟のオーナーさんとネット上でつながっているので、色々と情報が入ってくるのです。
ある日、他のオーナーさんから、
「肥大型心筋症を発症した。遺伝性の可能性もあるので、検査した方が良い。」
とアドバイスをいただきました。
急いで動物病院で検査してもらいました。
きっと大丈夫、きっと違う、そう念じながら結果を待っていました。
でも、私の猫は初期の肥大型心筋症である、と診断されました。
うろたえました。
元気いっぱいだった子が実は心臓の病気だったなんて。
しかも、不治の病なんです。
一生、薬を飲み続けないと、ある日突然、血栓ができて亡くなってしまうかもしれません。
肥大型心筋症はそんな病気です。
他の兄弟のうち、何人かが同じ病気と診断されました。
それで、ようやく私は納得できました。
私が人生で初めて飼った兄猫は同じ病気だったのでしょう。
きっと、血栓ができてあっという間に亡くなってしまったんだ、と。
私が留守にしている間に亡くなったので、自分に責任があるような気がしていたのです。
もし私が家にいればすぐに病院に連れて行けたかもしれない。
もし私が精密検査をしてあげていれば、病気に気が付けたかもしれない。
もし。。
今飼っている弟猫は毎日薬を飲んでいます。
薬を欠かさなければ10年以上生きられるかもしれません。
あと10年、できればそれ以上、一緒にいたいと願っています。
もし、猫を飼っている方は、一度検査してみる価値はあると思います。
特にメインクーン、ラグドール、ペルシャ、長毛種がなりやすいようです。
私の猫はなりやすい猫種ではないですが、発症しました。
どの猫にも可能性はあるそうです。
獣医さんに聞いた話ですが、もし遊んだ後などに口を開けて「ハアハア」言うことが多い場合、注意した方が良いとのことです。
心臓に負担がかかっているかもしれません。
猫は体調が悪くても何も言いません。
飼い主、いえ下僕が常に確認しないといけません。
私め下僕は一生、猫様に使える次第でございます。