踏んじゃったよね
朝、台所にいたら愛猫が床にしたウ○コをおひり遊ばせてました。すぐに片づけて、朝食の準備に戻りました。しばらく台所でうろうろしていて、ふと気が付きました。
「なんか床に黒くて5mmぐらいの何かが落ちてる」
「あれ」
「まさか」
「まさか…!」
「ウ○コだー!!!」
で、思いっきり踏んだ後でした。私の履いていたスリッパで。スリッパの裏を見るとウ○コの跡。床にはウ○コを踏んだ軌跡。さっきは完璧に片づけたはずなのに、ウ○コのかけらがなぜ台所にあったのか。私がスリッパで踏んで運んでしまったのか。それとも愛猫のお尻について台所まで運ばれたのか。そんな奇跡。ウ○コの軌跡を見ながら考えましたよね。
考えても仕方ないので掃除をしましたけど。でもスリッパは拭いても汚れがとれず。お気に入りのスリッパなのでさてどうしたものか、と思っております。
うんこと私の思い出
小学1、2年生の時だったと思います。私は家の前の道路で、走ってきたバイクに突然全力で並走する、という謎の一人遊びをしておりました。すると姉が自転車に乗って帰ってきました。
姉は私を見て「あそこの角にウ○コ落ちてるから踏まないように気を付けてね。」そう言って家に入っていきました。そんな姉の言葉に私は素直に頷きました。そして再開する並走ごっこ。
いつしか忘れてたのですね。姉の忠告を。私はバイクと並走して全力疾走しました。私はバイクに勝ちたかったのです。必死で走りました。そして踏みました。姉の言っていたあのウ○コを。おそらく中型~大型犬のものと思われるウ○コ。勢いよく踏まれてぺったんこになるウ○コ。そのかわいそうなウ○コは私の靴の裏で形を変えてもまだウ○コそのものでした。
呆然としました。そして恥ずかしさでいっぱいになりました。ただ踏むだけでも恥ずかしいのに、姉の忠告を聞いていたのに踏んだのです。まだほんの子供とは言え、私は小さな頭をフル回転させて考えました。
「この事実は絶対に家族にバレてはいけない。」
「これは恥ずかしいことだし、馬鹿にされてしまう。」
この二つのことから、隠ぺい工作を企みます。まずウ○コを道路に擦り付けながら家に戻ります。そして汚れた靴を庭にある蛇口で洗います。靴底の溝にはまったウ○コは私を嘲笑うかのようにぴくりともしません。私は焦りました。このままではなかなか帰って来ない私を家族が探しに来てしまうかもしれません。
私は焦りながらも周囲に落ちていた枝を拾い、枝で溝のウ○コをこそぎ取りました。これでキレイになる…!私は枝作戦でキレイに靴を洗い、濡れた靴を履いて何事もなかったかのように帰宅しました。濡れているけど、玄関に置いておけば明日には乾くだろうと思ったのです。
幸い、家族にはばれませんでした。でも中学生ぐらいになってから、「あれはめっちゃおもろい話なんじゃないか」と思い、カミングアウトしました。もちろん家族は大爆笑です。子供の頃の話なので笑いに昇華できますが、ウ○コを踏むというのはいくつになっても恥ずかしいものです。
冒頭で話したスリッパですが
このスリッパで愛猫のウ○コを踏みました。安心してください、買った当初の写真なのでウ○コは付いてませんよ。
これ、お気に入りなんです。猫足なんです。丸洗いしても大丈夫ですかね?それとも新しいのを買った方が良いのでしょうか。。それにしてもウ○コを踏むなんて恥ずかしい限りです。
…あれ、いやーん、これかわいいー!
あっ、すごく似たやつあった!
みなさまも踏んだご経験がおありでしたら教えてください。(興味本位)