好きな音楽のジャンルはクラシックとクラシックロックとその他諸々です。ピアノを習っていたのと、母親がクラシックファンだったこともあって、子供の頃から家でクラシックがかかってました。
ぶっちゃけわかりません
音楽に関して多少なりとも素養があるとはいえ、私もぶっちゃけ難しいことはわかりません。
聞いてみて、なんか良い。美しい。楽しい。
そう感じるならそれだけでも十分じゃないかと思うのです。音楽ですもの。
作曲者の人生やその曲が作られた背景、なぜその編曲になったのか、なぜこの指揮者はこういう表現にしたのか、なんてことがわかるともっと楽しいかもしれません。
でもぶっちゃけ、好みはそれぞれですから。正解なんてありません。
お勧めの一曲
というわけで、お勧めするのはこちらです。
「ダッタン人の踊り」です。「韃靼人の踊り」「ポロヴェツ人の踊り」と呼ぶ場合もあります。
題名だけではわからない方も曲を聞けば、知っているかもしれません。10年前ぐらいからJR東海のCMに使用されています。
京都編ではなく、奈良編です。
聴いたこと、ありませんか?このCMシリーズは今でもダッタン人の踊りを使ってます。
最新CMはこちらから見られます。
最近では「あいすまんじゅう」のCMにも使用されていますね。やっぱり優雅なイメージです。
ではどうぞ
では、早速。歌と踊りが付いているバージョンが楽しいと思いますので、こちらをどうぞ。日本語訳も付いてます。
歌無しのオーケストラバージョンが良い方はこちらからどうぞ。
序盤の旋律が美しすぎます。そして中盤の力強さ。再度序盤の旋律が登場し、ラストまで走り抜けます。何度聴いてもラストで鳥肌が立ってしまいます…!
基本情報を少しだけ
「ダッタン人の踊り」はロシアの作曲家、アレクサンドル・ボロディンが作曲した歌劇『イーゴリ公』の一部です。
初演が1890年ということなので、100年以上親しまれています。クラシックの中では若い方ですね。
ダッタン人(※)は今のウクライナの草原にいたトルコ系の遊牧民でした。
※邦題は「ダッタン人の踊り」ですが、原題は「ポロヴェツ人の踊り」です。そのため、この遊牧民は「ポロヴェツ人」というのが正しいです。ですが、この記事内では混乱させたくなかったため、「ダッタン人」という表記で統一しています。
イーゴリ公はウクライナの一都市の領主です。略奪を繰り返すダッタン人を討伐するために、遠征する様子が描かれたのが歌劇『イーゴリ公』です。
その一幕が「ダッタン人の踊り」なのです。
もしちょっとでも良いな、と思っていただけたら嬉しいです。
私は小学生の頃からこの曲が大好きで、今でも目覚まし代わりにしてます。カラヤンバージョンです。
スコアも見てみたいなあ。
ピアノの楽譜もあった!これはちょっと欲しいかも。
というわけで、またお勧めのクラシックを思いついたら書きますね。
第二弾も書きました。こちらからどうぞ。