あ、ご無沙汰してます。生きてます。やっほー。先日ようやく卒論を提出し、一息ついたところです。
字がうまい人を尊敬します
昨夜はプロ下僕さん(※)から残暑見舞いを頂戴しまして、あまりの字のうまさと歌の難しさと嬉しさでぐねぐねしてました。
※勝手にそう呼んでますが、猫ちゃんを愛しすぎてもはや猫ちゃんと化している船橋の部長さんです。
歌の解説等はこちらから。私の名前と猫ちゃんをかけてくれました。ぴょんぴょん。
ほんでほんで、めっちゃうまいの、字。なので、なぜそんなに字が上手なのか聞いてみました。すると、
しぬーw 習字離れて28年、16んときはあっし師範代でがんした。褒め殺しはどうぞお止めなすってwww
— nekohanahime (@nekohanahime) 2017年8月13日
とのこと。16歳で師範代ってどういうことなんですか。天才ですか。(褒めると嬉しそうなのでもう一度褒めましたw)
(残暑見舞いが刺さっても気にしない猫様)
私はというと、学校の授業で習字をした程度です。今思えば子供時代に真剣に習っておけば良かったと悔やんでいます。人前で字を書くことが恥ずかしいというかなんというか。
日本舞踊を習い始めて、御礼や御祝をお渡しする機会が増えました。ということはご祝儀袋に自分の名前を書かないといけません。そのたびに筆ペンと格闘し、何度ご祝儀袋をダメにしたか!(だいたい、本名の画数が多すぎて文字がつぶれるんですよ…)
実は2年ほど前に習字教室へ行こうかと見学に行ったことがあります。その時は時間をどう捻出するかを考えていたら決めきれず、通うことを先送りにしてしまいました。代わりに自宅で練習できるこれを買ったのです。
1ページしかやってないwwwあと29日もあるやんけwww卒論も出したしそろそろやりますわwww
まだ初心者なんです
ところで、日本舞踊を習い始めて3年と9ヶ月になりました。師匠からは「3年を超えるとだんだん形になってくる」と言われていました。師匠の仰る通り、ちょうど3年経つ頃には体が日本舞踊仕様になったと感じました。
体を斜め右を向ける時は左足を一歩前に出します。逆に、体を斜め左に向ける時は右足を一歩前に出すのです。これを客足と言って、お客様の方にある足を一歩出す、というのが決まりのです。こういったことが自然と出来るようになり、ずいぶん楽になりました。
それでもお稽古では注意されてばっかりです。リズムは取れるけれど、日本舞踊特有の「間」がイマイチ取れず。さらに上手に品が作れず、とてもぎこちなくて「ロボットみたい」と笑われる始末。
師匠曰く「子供の頃からやってた人と、大人になってから始めた人ではやっぱり違う」そうで。もちろん、大人になってから始めた人の中にも上手な人はいます。でも「違う」のだそうです。
師匠も子供の頃から日本舞踊を習い、高校時代に名取になったと仰っていた気がします。その後、結婚してからは日本舞踊はお休みしていたそうです。子育てが一段落して、やっぱり踊りたいと思い習い始めたとのこと。再び習い始めてから3年も経たずにまた名取となり、それから10年ほどで師範になったとか。
師匠の踊りと私の踊りを比べると、越えられない高い壁があります。師匠がやっているようにかっこよくしたいのに、どうしてもできません。いつも「それどうやっているんですか!」と聞くと見せてくれるのですが、「なんですかそれ、さっぱりわかりません!(憤慨)」「あっはっは!(師匠大爆笑)」という繰り返しです。
こういったやり取りの後、「まだ初心者ですもの」そう、師匠は言います。もう習い始めて4年になろうとしていますが、まだ初心者です。初心者という免罪符はまだ有効だぜ!やったー!
でもさすがに気になって、聞いてみたことがあります。「初心者の上中下、私はどこにいますか?」と聞いてみると、「うーん、上かしら?」という回答をいただきました。やったー!初心者の上だぜ!
よくよく考えてみれば師匠は計40年近く踊っているわけで、4年にも満たない私なんて初心者です。納得です。
どうしても上手く踊れなかった私に「私はもう40年も踊ってるんだから、そう簡単に同じ踊りはできないわよー」とフォロー(?)してくださった師匠。私も「そんなに簡単に踊られたら先生もおまんま食い上げですよね!」と言ってみたら、「そうよー!おまんま食い上げよー!」と嬉しそうでした。(うちの師匠はサッパリしている方なので、ふざけたことを言っても笑ってくださいます)
大人になってから始めた私はとてもじゃないけど師匠のようには踊れそうにありません。あと40年かかります。でも名取にはなれると言われたので、がんばります。
子供の頃からやっておけばよかった
習字も日本舞踊も「子供の頃からやっておけばよかった」と今になって思っています。でも子供の頃、習字には全く興味がありませんでした。日本舞踊に至っては、何の思いも抱いておりませんでした。むしろ和柄の小物とか「ダセぇwww」って思ってました。それが今では和柄の小物にときめく始末。時間は人を変えるのね。(しみじみ)
子供の頃習っていたのはピアノだけでした。自分から「やりたい」と言い出したらしいですが、そんな記憶もなく、惰性で習っていました。そんなに楽しくなかったのです。
親も私がそんなにピアノが好きではないと気が付いていたとは思います。私も「辞める」とは言わず、親も「辞める?」とは聞かず。なんだかんだで12年習いました。熱意がなかった割にはそこそこ弾けるようになり、音楽のことが好きになり、大人になった今でも役に立っています。
メリットとデメリットはこちらの記事でどうぞ。
日本舞踊の師匠に「子供の頃から日本舞踊やっておけばよかったー」と言ったところ、「やりたくなった時がやり時なのよ。やりたくない時はやらないわよ」とバッサリ。ああ、なるほど。そりゃ当然です。仰る通りです。
とはいえ、子供の世界は狭いものです。もしうちの親が色んな習い事をさせてくれたらなあ、とちょっと思ったり。この先、万が一子供を持つとしたら、色んな体験をさせてあげたいなと思っております。とかいって、机上の空論、捕らぬ狸の皮算用、鬼も大爆笑です。
と、冒頭の話からはだいぶ離れてしまい、ずいぶん長くなりました。後から来た方の為に三行でまとめると、
・プロ下僕さん、ありがとうございます
・日本舞踊はまだ初心者です
・鬼が大爆笑
ということです。
ご清聴ありがとうございました。