夏は全裸になっても暑いのでほんと嫌です。ましてや着物なんて着る気が起きません!
でも先日、日本舞踊の先生に夏に着物や浴衣を快適に着る裏技を教えて貰いました。なので、今年はちょっとチャレンジしたいと思います。
下着が大事
7月と8月は着物だと「紗」や「絽」と呼ばれる薄手の着物を着ても良い時期です。また浴衣もOKです。
浴衣はしじら織の生地だとすごく軽くて涼しいですよ。
でもいくら涼しげな着物や浴衣を着ても下着が夏用でないと暑いです。ムレムレです。
普段、日本舞踊のお稽古は浴衣でしています。今まではお稽古の際、浴衣の下に「着物スリップ」を着ていました。こういうやつです。
しかし最近、男踊りをするようになり、足をガバッと開く振りが出てきました。そうすると、着物スリップだと前がはだけて足が見えてしまうんです。
なので「東スカート」という下着を着るようになりました。スカートになっているので、いくら開いても足は見えません。
ですが、私は汗っかきなので足を開こうとすると汗で東スカートがくっついてしまうんです。おかげで足を上げる度にフラフラ。。
先生に汗で足が開けない旨を伝えると、先生がガバッと足を開いて見せてくれました!ステテコを履いてました。
先生は踊る時は常にステテコを履いているそうです。お稽古でも本番でも。
私も早速ステテコを買って、お稽古してみました。足さばきが格段に良い!生地に「しぼ(クレープとも言います) 」が付いているので、汗をかいても肌に張り付かないのです。
先生に聞くと、汗ばむ季節には普段の着物の下にも履いているとか。他の生徒も普段の着物の時にも履いているそうです。
みんななんで早く教えてくれなかったんだ~!今度からステテコ履きます。
ステテコに味をしめた私は上半身用の下着も「しぼ」のついたものに変えました。
そしたら、まーーー涼しいこと。お稽古で汗だくになっても肌に張り付かないので快適で涼しいです。
というわけで、「しぼ」の付いた半襦袢とステテコは手放せなくなりました。
夏祭り、盆踊り大会、花火大会にもぜひ
そんなわけで、今年はお祭りや盆踊り、花火大会にも「しぼ」の付いた下着で参戦したいと思います。
踊りをされない方の場合、 「しぼ」の付いたちょっと丈の短めのステテコと、
上から下まで「しぼ」の付いたスリップを合わせてはいかがでしょう。私はこれ持ってないけどよさそう。
下着を変えるだけで結構違います。ぜひお試しを!
色落ち対策もお忘れなく
また、汗をかくと色落ちが気になります。着物や浴衣の色が帯に付いたり、帯の色が着物や浴衣に付いたり。。私も以前、大失敗しました。
色落ちの予防のためには、夏用の補正とタオルがあれば軽減できます。
前回の生地でご紹介した夏用の補正は大人気のようです。Amazonでは売り切れでした。楽天にはまだありましたよ
帯が当たる部分にタオルが来るよう、補正にタオルを挟んで結ぶだけです。タオルがあることで着物や浴衣に汗が染みるのを軽減できます。
補正がない場合はタオルで代用できます。ただ、タオルだけの場合、腰ひもで結んだ方が良いです。
というわけで、夏の着物&浴衣をぜひ楽しんでください~!