勉強とは嫌なもの
勉強は嫌いです。
厳密に言うと、他人に強制されて勉強することが嫌いです。
義務教育から高校にかけて、勉強は嫌いでした。好きでもないことを無理矢理暗記させられるのが特に嫌いでした。
好きなことや得意なことを勉強するのは好きでした。あたりまえですね。
美術や音楽、パソコンなどの授業は好きでした。
私が通っていた高校は女子高だったので、茶道やお琴、お花の授業もありました。古い学校だったので、花嫁修業としてこういった授業をしていたようです。未だに花嫁にはなれていませんが、日本文化を学べる授業はとても楽しかったです。
さて、高校を卒業後、プログラムの専門学校に入学しましたが、1年で辞めました。授業内容のレベルが低いと思ったからです。生意気ですね。
高い入学金と授業料を払ってくれた親には悪いことをしました。すぐに就職して自立したので良しとして貰いましょう…。
その後、プログラマ、システムエンジニアとして働いていました。しかし、死ぬまでこの仕事をしたいか?というと、したくありません。
このままではいけないと思った私は、経営学を学ぶために大学に入りました。そう、私はJD、女子大生になったのです。
大学では生まれて初めて全力で勉強した気がします。恐らく高校を卒業してすぐ大学に入ったとしたら、こんなに勉強しなかったと思います。
海外では大人になってから大学に入ったり、もう一度大学で学び直すことも多いと聞きます。とても理にかなっていると思います。
だって、17、8歳の子供が自分の将来を見据えて勉強したいことを見つけ、入りたい大学を探して受験するなんて、とても難しいことです。
私は大人になってから大学に入り、勉強する楽しさが分かりました。自ら選択したことであれば、勉強することが楽しいのです。
高校時代は一切興味が無かった英語も、今は日常会話程度なら問題なく喋ることができるようになりました。勉強する前は中学英語の文法すら怪しかったのに。
大学を卒業した後も、何かと勉強しています。今はWebプログラミングの勉強中です。冬休みの間に何か1個ぐらい作れるかな、と思いましたがダメでした。諦めた!無理!でも、楽しいのです。
ただ、『勉強』というとちょっと身構えてしまいます。勉強=嫌なもの、というイメージがあるからです。
知らないことを理解する、できないことをできるようにする、という意味で『勉強』という言葉を使っているのであれば、そんなに仰々しくしなくても良いのかも。
少し肩の力を抜いて、『ちょっと試してみようかな』ぐらいの気持ちで始めるのがちょうど良いのかもしれません。
なんて理屈をこねくりまわして現実逃避してみましたが、冬休みは明日でおしまい。もう既に憂鬱です。あー!あと1か月ぐらい休みだったらいいのになー!