長く休むと戻りにくいけど、大丈夫
36本目を書いてから1ヶ月近く経ってた。びっくり。いや、知ってた。
ゴールデンウィーク中は順調に引きこもってた。引きこもりにも慣れたもんです。
毎日朝起きてその日の予定やタスクを書き出して、とりあえずどうぶつの森をプレイ。島中を周り、住民に挨拶し、タヌキ商店とエイブルシスターズを覗いたら一旦セーブ。朝のルーティンはひとまずこれまで。
それから予定とタスクを実行していく。自分の会社の決算、書類の整理、帳簿の作成。
溜まっていた事務作業が終わったら、今度は掃除。水回りも全部掃除した。かなりスッキリ。
ついでに物も捨てた。捨てられない物は収納した。普段過ごす場所から少しだけ物を減らしてみた。
それだけで集中力がアップした気がした。気のせいかもしれないけど。
それと勉強もしてた。仕事に係ること、英語、色んなこと。
そんなことをしていたら、いつの間にかゴールデンウィークが終わってた。
毎日のタスクにブログを書くことは入れなかった。理由はわからないけど、書きたくなかった。だから放置していた。ただそれだけの理由。
そんな感じで引きこもりゴールデンウィークが終わり、仕事をし始めるとやたら疲れた。そうするとまたブログをタスクに入れたくなくなる。
先週末はさすがに書こうかと思ったが、書こうとした時、子供の頃に感じたあの気持ちを思い出した。
小学生5,6年生の頃、何故かどうしても学校に行きたくなくなる時があった。数ヶ月に1回ぐらいはあったと思う。
明らかに具合が悪いわけでもないんだけれど、学校でいじめられているわけでもないんだけれど、友達もいるし、先生や勉強が苦手、というわけではない。どういう訳か行きたくなかった。
こういう時はだいたい1週間休んでいた。
母は何も言わなかった。何も言わず、毎日学校に欠席の電話してくれた。
母は私が休み始めると「買い物に行こう」とちょくちょく連れだした。買い物というより散歩だった。
二人でぶらぶらと散歩していると、母は植物の話なんかをしてくれる。私はそれをふーん、と聞きながらただついて歩いた。
今でもよく覚えているのが、橋の上から二人で川を覗いて魚を見た記憶だ。赤い魚が泳いでいるのが見えた。
あの魚は何かな、金魚すくいの金魚が大きくなったのかな、そんなことを話した記憶がある。
散歩だけではなく、二人で近くの観光地へ出かけた記憶もある。
母なりに何か考えがあったのだろうけど、一切聞かなかった。今も聞いていない。
こういう母の態度のお陰で私は次の週から学校に行くことが出来た。
たぶん母に問い詰められたり、諭されたりしたら行くことが出来なくなっていたかもしれない。
ただ1週間休んだ後、教室に入る前はドキドキした。
たぶんみんな歓迎してくれるだろうけど、少し緊張した。それに罪悪感も加わって、なんとも言えない気持ちだった。
教室に入るとみんなが声を掛けて来る。大丈夫?具合悪かったの?心配してくれる友達がたくさんいた。
友達たちと話をしているうちに緊張感は解け、いつも通りに戻れた。そして何より楽しかった。罪悪感は少し残るけど。
あ、大丈夫だ。
そう子供心に思っていた。
学校を1週間休んだ次の週に教室に入ろうしている私。
前回から1ヶ月近く放置していたブログの「公開する」ボタンを押そうとしている私。
ちょっと似た気持ちです。
ドキドキするけど、たぶんこう思うでしょう。
あ、大丈夫だ。