【46本目】猫は飼うものではない

猫を飼うとはこれ如何に。猫様に対して失敬な。

忠実な猫の下僕であるみなさまでしたら既にご存知でしょう。

私たちは猫を飼っていません。猫様にお仕え申し上げているのであります。

先日、ふと気が付いたことがあったのです。

そういえば、犬飼さんや鵜飼さん、猪飼さんにはお目にかかったことがあります。

しかし、猫飼さんという方にお会いしたことはありません。

なぜなのか？

ググった限り、以下の説が見つかりました。

・猫飼さんという苗字は恐らく存在しない

・そもそも猫を飼うという職業が存在しなかった

・日本人が猫を飼い始めたのは江戸時代で、その頃には新しい苗字を作ることがほぼ無かった

・ちなみに犬飼さんは『犬養部』という職業があったため、苗字として使われていると思われる

・鵜飼さんと猪飼さんはそういう職業があったからだと思われる

そういうわけで、猫飼さんは日本には存在しないのです。たぶん。

（もし「私は猫飼だ！」「猫飼さんという人を知っている！」という方は教えていただけると幸いです）

ちゃちゃっとググった結果、納得できる説が見つかってしまいました。本当かどうかは分かりませんけど。あははうふふ。

いや、ググった結果はさておき。全ての猫の下僕としての見解をば。

猫を飼うという職業が存在しなかったから、猫飼という苗字が存在しないのか？否！！！

そもそも猫は飼うものではないから、猫飼という苗字が存在しないのだ！！！

私たち人間は猫に仕えるために生まれて来たのである！！！

下僕のみなさまは猫にお仕えする喜びを日々感じていることであろう！！！

それは何よりも尊い幸せなのである！！！

その幸せはお仕えする猫からの頂き物である！！！

だが！！！猫が幸せでなければ頂けないのである！！！

ということは！！！私たち下僕は精一杯お仕えして猫を幸せにしないといけないのである！！！

これは義務である！！！

以上！！！

猫になりたい